江戸時代、広重が浮世絵の東海道五十三次「四日市三重川」に描き有名な三重川は、太古の花崗岩が奇岩・巨岩として現れる鈴鹿山脈を源とする三滝川のこと。源流近くに3つの滝があることでその名が付いた。そのひとつ蒼滝は、落差50mで、幅10mの巨大な花崗岩の岩肌を勢い良く水が流れ、その名の通り青く光る。
三重県・滋賀県
TEL:059-394-0050 (菰野町観光協会)
縄文人の宇宙観を表しているとも言われる不思議な世界を表現する。 眼が奪われる装飾の上部、口縁部分。その下部の渦巻き状で装飾、口縁に平行に線を引く隆起線紋(リュウキセンモン)と、道具で線を彫る沈線紋(チンセンモン)という胴部の縦線。頭でっかちで不安定に見えるが不思議なバランス、積み重ねる技がそれを生み出す。
畿内から東海道に向う鈴鹿峠、鈴鹿市入道ヶ嶽山頂からは御在所岳など鈴鹿山脈や伊勢湾の素晴らしい眺望が広がる。河内王朝前の三輪王朝、仲哀天皇の父日本武尊は東征の帰路、鈴鹿峠を前に力尽き、「大和は国のまほろばたたなづく青垣」と詠い白鳥となり大和に戻ったという。「日本武尊御墓」は、深く静かな緑につつまれる。
〒519-1101 三重県亀山市
TEL:0595-97-8877 (亀山市観光協会)
『万葉集』巻一冒頭で、雄略は英雄であって人間であることをあらわす。実像がきわめて鮮明な日本史誕生の母型をもった最初の大王。河内王朝が大きな頂点を迎え、そして象形された日本の母型のひとつは、東アジア社会のストリームとは決して無縁ではなかった。
岡田英弘 ちくま文庫
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