松阪商人の館

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松阪商人の館

近江から移封された蒲生氏郷が松阪発展の基礎を造り、江戸期、松阪木綿を扱う豪商は江戸に店を出す。寛永年間から進出し、江戸日本橋に呉服店「越後屋」を開く三井家はもとは近江の武士で、屋号は武家の非公式官職名の「受領名」。三井家発祥地に近い当館は、江戸期屈指の豪商・小津清左衛門邸で、江戸期の豪商を紹介する。

豪商ぶり

〒515-0017 三重県松阪市京町507-2

TEL:0598-23-7771

東博百選

志野茶碗 銘 振袖

東京国立博物館

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志野茶碗 銘 振袖

形、釉(うわぐすり)、景色とも揃う志野の名碗。半筒形茶碗は天正年間(1573-1592)後半に流行した。古格を脱し口作りに山路風の変化つけ、胴には少し張りを、粘土を貼り付けた無雑作な椎茸高台(しいたけこうだい)など、随所に作意を加え時代の自由な気分が表れる。柔らかい百草土に鬼板(おにいた)を塗り、白い志野釉を通して鮮やかな緋色(ひいろ)に鉄絵が描かれる。

志野茶碗 銘 振袖

〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9

TEL:03-3821-9270(総務課)

畿内七道

三井記念美術館

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三井記念美術館

一面の雪の中、煌く光を照り返し屹立する松を墨と金泥と紙の白色のみで情感豊かに描く。松は輪郭線を用いない没骨(もっこつ)技法を用い、写生を基礎に伝統的な装飾画風と融合させた平明で清新な応挙様式の代表作。当館は1929年日本を代表する洋風建築で建てられた三井本館(重要文化財)に2005年開設し伝統の雅びを伝える。

国宝「雪松図屏風」円山応挙筆

TEL:ハローダイヤル:03-5777-8600

〒103-0022 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階

千夜千冊

江戸の想像力

江戸の想像力著者は18世紀前後の近世アジアから日本を見る。江戸社会のつながりは、室町時代の和歌の連歌の表現を滑稽・洒脱にして、より気軽に楽しめるようにした俳諧のように、ものごとを断定や特定せずに列挙・羅列を繰り返し、相手を徹底的にほぐしながら、また批評しながら築かれたと解説する。そこには想像力の豊かさがあった。

文責:旅鶴編集室千夜千冊

田中優子
筑摩書房

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