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松阪市立歴史民俗資料館

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古代より畿内と東海・関東をつなぐ伊勢国。近世秀吉の命により近江から移る蒲生氏郷が当地松阪の水運を活かした経済発展の基礎を造る。江戸時代、松阪木綿を扱う豪商は江戸に店を構え、粋好みの江戸っ子たちの心を掴んだ。当館では、京の書画の大家・池大雅が書いた看板をはじめ、松阪木綿の商いの資料を解りやすく展示。
—当館は2021年4月より、松坂の豪商・小津清左衛門の関係者、世界的映画監督、小津安二郎の資料展示を開始。
松阪木綿

〒515-0073 三重県松阪市殿町1539

TEL:0598-23-2381

東博百選

変化朝顔図
江戸時代 19世紀 国立歴史民俗博物館蔵

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突然変異を利用した変化朝顔を収録する書物の一部。 自家で受粉し、自殖性が高い朝顔は、見た目違いが現れる。 江戸文化・文政期(1804-30年)、大坂・京都・江戸で、変化朝顔を競い合うことが流行。嘉永・安政期(1848-60年)には、周辺の都市・町に広がる。 19世紀後半、武士や富裕な町人、僧侶に「奇品」育成ブーム。明治・大正期の変化朝顔のブームにつながる。

菩薩半跏像

畿内七道

三井記念美術館

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三井記念美術館

当館は1929年日本を代表する洋風建築で建てられた三井本館(重要文化財)に2005年開設し伝統の雅びを伝える。雪松図屏風。一面の雪の中、煌く光を照り返し屹立する松を墨と金泥と紙の白色のみで情感豊かに描く。松は輪郭線を用いない没骨(もっこつ)技法を用い、写生を基礎に伝統的な装飾画風と融合させた平明で清新な応挙様式の代表作。

国宝「雪松図屏風」円山応挙筆

〒103-0022 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階

TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)

千夜千冊

江戸の想像力

江戸の想像力著者は18世紀前後の近世アジアから日本を見る。江戸社会のつながりは、室町時代の和歌の連歌の表現を滑稽・洒脱にして、より気軽に楽しめるようにした俳諧のように、ものごとを断定や特定せずに列挙・羅列を繰り返し、相手を徹底的にほぐしながら、また批評しながら築かれたと解説する。そこには想像力の豊かさがあった。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

田中優子
ちくま学芸文庫

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