弥勒寺

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弥勒寺

名張は奈良時代の宿駅で、壬申の乱で大海人皇子(おおあまのおうじ)がこの地を抜けて東国へ逃れる。中世期東大寺荘園地として発展し、今もお水取りで使われる木はこの地のもの。当寺は仏像の宝庫。平安後期作の一木造の聖観音立像と寄木造の十一面観音立像、月満ちるがごとくのその造形性は藤原期を代表する。本堂裏の秋葉山からは名張が一望。

藤原彫刻

〒518-0609 三重県名張市西田原2888

TEL:0595-65-3563

東博百選

梨地螺鈿金装飾剣

東京国立博物館

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梨地螺鈿金装飾剣

朝廷儀式に正装高位の公家が天皇から許可を得て帯びた剣。鮫皮(さめかわ)で包んだ柄(つか)、分銅形の唐鐔(つば)、鞘(さや)や柄に長い金物を付ける。金物は鍍銀の地板に、鍍金で繊細な枝菊文を高彫や透彫で表し、鞘口に近い2か所は、上部に山形金物を付け、鞘の金物の間は梨地に尾長鳥を螺鈿で表す。ほっそりとわずかに反った優美な姿は、和様への嗜好。

梨地螺鈿金装飾剣

〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9

TEL:03-3821-9270(総務課)

畿内七道

鈴鹿峠

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鈴鹿峠 日本武尊 御墓

畿内から東海道に向う鈴鹿峠、鈴鹿市入道ヶ嶽山頂からは御在所岳など鈴鹿山脈や伊勢湾の素晴らしい眺望が広がる。河内王朝前の三輪王朝、仲哀天皇の父日本武尊は東征の帰路、鈴鹿峠を前に力尽き、「大和は国のまほろばたたなづく青垣」と詠い白鳥となり大和に戻ったという。「日本武尊御墓」は、深く静かな緑につつまれる。

日本武尊 御墓

〒519-1111 三重県亀山市関町新所664-2

TEL:0595-97-8877 (問合せ先:亀山市観光協会)

千夜千冊

日本史の誕生

日本史の誕生『万葉集』巻一冒頭で、雄略は英雄であって人間であることをあらわす。実像がきわめて鮮明な日本史誕生の母型をもった最初の大王。河内王朝が大きな頂点を迎え、そして象形された日本の母型のひとつは、東アジア社会のストリームとは決して無縁ではなかった。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

岡田英弘
弓立社(叢書 日本再考)

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