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錦帯橋

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錦帯橋

岩国城と城下町をつなぐ橋は、錦川の洪水でたびたび流失。三代藩主広嘉は流木等の影響を受けないアーチを構想する。その頃広嘉は明の帰化僧である独立に治療を受けていたが、彼の故郷・杭州の話から「西湖遊覧誌」の挿絵にて島づたいに架かるアーチ橋の存在を知る。木製アーチ橋の橋台を石垣で強固にし、錦川の中に小さな島(橋脚)を造ることでその構想は実現した。現在、20年周期で橋を架け替える。

三代藩主広嘉の構想

〒741-0062 山口県岩国市岩国

TEL:0827-29-5116 (岩国市観光振興課 錦帯橋世界遺産推進室)

東博百選

花下遊楽図屏風 (カカユラクズビョウブ)
江戸時代 17世紀 東京国立博物館蔵

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山野行楽図屏風 与謝蕪村筆

6曲一双、江戸幕府の御用絵師、狩野長信(カノウナガノブ 1577-1654)の筆。 豪華な遊楽図のように、背景に金色と青緑色の金碧(キンペキ)ではなく、水墨画の技法。落ち着いた背景で匂うように浮き出たさまが優雅。室町幕府の将軍に使えた、長信の祖父、狩野元信(モトノブ 1476-1559)が、花鳥画に用いた手法を使う。 戦国時代からの動乱が収まり、江戸幕府のもと平穏な時代がくる予感。 そして、水墨で描かれたお山が見守っている、日本は、やっぱりお影様。

畿内七道

建築様

東明山 興福寺

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長崎医大教授で3年3ヵ月長崎に住んだ斉藤茂吉は、夏の唐寺興福寺を「長崎の昼しづかなる唐寺や 思ひいづれば白きさるすべりの花」と歌う。ひとけが引く午後の唐寺は趣き深い。山門を入れば、建築様式はじめ中国から渡海、隠元禅師の面影を今に残す。狩野派はじめ近世日本美術に大きな影響を与えた黄檗文化を実感する。

〒850-0872 長崎市寺町4-32

TEL:095-822-1076

千夜千冊

朱舜水

朱舜水17世紀前後に西洋列強がアジア進出を目指し、東アジアが急変する中1664年に中国明朝が滅亡する。本書で紹介する朱舜水は、明朝復興の軍事支援要請で来日し、幕府の鎖国政策により目的は果たせなかったが、日本に朱子学と陽明学の歴史精神を伝えることになる。水戸光圀に影響を与え、また武士道の精神にも影響を与える。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

石原道博
吉川弘文館

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