当館は、秋田藩主の居城久保田城堀内にある。藩主や家臣が描いた「秋田蘭画」を展示紹介する。藩主佐竹氏は室町時代からの大名家。歴代藩主は文教事業に熱心で、八代義敦が秋田蘭画を創設。西洋画手法の構図と純日本的な画材の和洋折衷絵画で、遠近法は浮世絵に大きな影響を残し、それらは鷹見泉石の生まれる天明期前である。
〒013-0064 秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62ー46
TEL:0182-33-8855
縄文人の宇宙観を表しているとも言われる不思議な世界を表現する。 眼が奪われる装飾の上部、口縁部分。その下部の渦巻き状で装飾、口縁に平行に線を引く隆起線紋(リュウキセンモン)と、道具で線を彫る沈線紋(チンセンモン)という胴部の縦線。頭でっかちで不安定に見えるが不思議なバランス、積み重ねる技がそれを生み出す。
明治10年角館町に生まれた平福百穂は、川端玉章に師事し東京美術学校卒。獅子を描いた作品からは写実の精神に徹しながら対象に迫る姿勢が感じられる。当館は、秋田藩八代藩主佐竹義敦、小田野直武らの秋田蘭画をはじめ、平福穂庵・百穂父子、寺崎廣業など、秋田ゆかりの作家作品を所蔵する。また、ニューヨークで活躍した洋画家・岡田謙三の記念館も併設している。
〒010-0001 秋田市中通二丁目3-8(アトリオン)
TEL:018-836-7860
明治2年、横浜に書籍や医薬品を輸入販売する丸屋商社が設立され、福沢諭吉に学んだ創業者早矢仕(はやし)有的(ゆうてき)は、「日本人であるかぎりは日本全体の繁栄をはかり、日本国民の幸福を助成すべき責務がある」との設立趣意書を残した。それが今の丸善となる。
加来耕三 学陽書房人物文庫
Tags : 国立歴史民俗博物館堀内秋田県秋田県立近代美術館秋田蘭画美術館
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