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中原中也記念館

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中原中也記念館

山口市湯田温泉の中原中也生家跡に建つ。30歳の若さで夭折した近代詩人・中原中也の直筆原稿、日記、書簡など貴重な資料を展示。年数回の展示替えを行い、何度訪れても中也の詩の世界を堪能できる。生涯で2冊の詩集を遺したほか、『ランボオ詩集』を刊行するなど、フランスの詩人の紹介にもつとめ、日本のランボーとも呼ばれる中也。彼の詩は多くの人の心をとらえ、今なお広く愛されている。

日本のランボー

〒753-0056 山口市湯田温泉1-11-21

TEL:083-932-6430

東博百選

黒田清輝 「読書」
明治24(1891)年 東京国立博物館蔵

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読書 黒田清輝

薩摩藩士の子供に生まれ、欧州で学んだ豊かな光の表現を特色とする「外光派」の旗手として、明治時代の洋画界をリードした黒田が、パリ・サロンに初めて入賞した作品。パリ南東66kmにある小村グレー・シュル・ロワンで描く。 鎧戸(ヨロイド)から射し込む陽光が、下宿先の娘マリアの顔を、柔らかに包み込み、色白の肌を照らす。黒田は画面左側に、漢字で筆を入れる。 マリアへの想いも語られる。

畿内七道

下谷龍泉寺町

台東区立一葉記念館

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樋口一葉は小説の執筆とともに、生活苦を商売で打開しようと決意。母と妹と共に明治26(1893)年、吉原遊郭近くの下谷龍泉寺町三百六十八番地の二軒長屋へ転居し、荒物雑貨・駄菓子店を開業。商売は不振ながら、ここでの体験が一葉の代表作、たけくらべの題材となる。人生に無駄ナシ。一葉を顕彰する当館は、企画展・特別展や一葉祭を開催。

〒110-0012 東京都台東区竜泉3-18-4

TEL:03-3873-0004

千夜千冊

一年有半・続一年有半

本書は、兆民が明治34(1901)年に喉頭がんの診断を受け、余命1年有半と宣告されたあとに執筆されたもの。兆民は土佐に生まれ、明治維新ともにフランス語、漢学、三味線を習う。当時の政情不安を眺め、政治と哲学と義太夫を一緒に語る。後に弟子の幸徳秋水は、明治44(1911)年大逆事件に連座し、処刑される。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

中江兆民
岩波文庫

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