秋田仙北(せんぼく)市と岩手雫石町にまたがる秋田駒ケ岳、標高1637mの活火山。山頂からは鳥海山や岩手山などの雄大な山並みと、瑠璃色に輝く田沢湖が一望。そして全国に数多い駒ケ岳の中で、最も高山植物が豊富で花の名峰として名高い。7月頃可憐にして高踏なる女王コマクサが咲き、夏に草原や岩稜の頂に群生のチングルマが咲く。
秋田県仙北市
TEL:0187-43-2111(仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」)
トッキの鈕(チュウ)付ける蓋(フタ)つきの小さな容器。フタと胴が口縁部分で合う構造。仏前の供養のための器。 香水を入れる水瓶をおもわせるチュウに、丸く膨らんだ胴の部分に、ロクロ挽きでいくつかの線が刻まれ、わずかに装飾されている。そして容器の足の裾(スソ)、高台が広がり、安定し、また堂々としている。 また同形のものは、宗教目的の美しい石粒を入れる舎利(シャリ)容器、火葬の骨壷にもみられる。
大仙市豊川にある水神社。秋田県で唯一の国宝である「線刻千手観音等鏡像」を祀る。直径約13.5cmの青銅製で、中央に千手観音菩薩立像、その周囲に観音八部衆、両側に婆蘇仙や功徳天が描かれる。この鏡は坂上田村麻呂の守り神として京の都よりこの地に携えられた。神秘なる美で、神仏習合や和様の文化を伝える。
〒014-0711 秋田県大仙市豊川字観音堂57
TEL:0187-56-2111(大仙市役所中仙支所市民サービス課)
“日本では神があらわれることを、来臨とかおとづれと言います。いい言葉です。「おとづれ」はもともと「音連れ」と綴りますから、そこにさわさわっといった音だけがしたというようなニュアンスです。”日本の面影の源流を解く、松岡正剛の衝撃の日本論の第3弾。
松岡正剛 春秋社
Tags : 田沢湖秋田県秋田駒ケ岳
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