国立民族学博物館・人間文化研究機構
国立民族学博物館
1970年の大阪万博後に開館した当館は、世界の諸民族の文化を、万国博覧会テーマ館に集められた世界中の神像や仮面、生活用品を中心に展示紹介する。—人類文化の多様性と共通性。当館の西アジア展示場では、アラブ系ベドウィンたちが使用していたラクダの道具と装具を展示。中東とも呼ばれる西アジアでは、遊牧を生業とする人々が砂漠を越えて往来した。彼らは、関係の深い北アフリカを日没する地と呼び、自分たちが暮らす地を日出ずる地と呼んだ。 607年、聖徳太子(574〜622)が、中国に遣隋使を派遣。持参した国書は、「日の出る地」(日本)の天子から「日の没する地」(中国)の天子に送るとされた。

〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
TEL:06-6876-2151(代)
                          
                      
      








本書は秀吉の猛然たる執念の起源を捉え、利休の末子に紀三郎を創造的に設定し、秀吉の愛憎半ばの癇気と情気をぶつけられ、その本質を見通すようになったかもしれない利休を対比的に描く。利休が弟子の山上宗二の無惨な死をきっかけに、秀吉への抵抗に追いこまれていく様子を日本文学最高の格調で、77〜78歳の著者が描く。



