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堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館

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堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館

「アルフォンス・ミュシャは19世紀末のヨーロッパで興った装飾様式アール・ヌーヴォーの代表的画家。直接の接点はないものの、同時代に活躍した堺出身の歌人 与謝野晶子と雑誌「明星」を通じて共演し、それぞれの作品世界を呼応させた。堺市が所蔵する約500点のミュシャ作品は、株式会社ドイの創業者 土居君雄氏(1926-1990)が収集した世界有数のコレクション。当館では、充実した内容からミュシャの初期から晩年期にわたる幅広い活動を紹介する。

堺市立文化館 アルフォンス・ミュシャ館

〒590-0014 大阪府堺市堺区田出井町1-2-200  ベルマージュ堺弐番館2F~4F

TEL:072-222-5533

東博百選

利休 竹一重(イチジュウ)花入  銘園城寺(メイ オンジョウジ)松平直亮氏寄贈
安土桃山時代 天正18(1590)年 東京国立博物館蔵

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豊臣秀吉の小田原攻めに従った利休(1522-1591)が、伊豆・韮山(ニラヤマ)の竹を取り寄せ、陣中の茶会用に作る。子・小庵(ショウアン1546-1614)の土産とする。 高さ33.4cm、太さ10.6cm、真直ぐな竹。前面に花を生きる窓に、一重切れ込む簡素な花入。大津・園城寺「弁慶の引き摺り鐘」のように、表面に、ヒワレ(干割れ)がまたある。後に小庵が、竹の割れをかけて銘とする。

畿内七道

ネオ・ルネッサンス様式

大阪市中央公会堂

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大阪市北区中之島公園、土佐堀川の川べりにある赤レンガの壁に青銅のドーム屋根、煉瓦造りネオ・ルネッサンス様式が美しい当公会堂。1918(大正7)年竣工、その建設に莫大な私財を投じ完成前にこの世を去った「義侠の相場師」岩本栄之助によるもので、コンサートやオペラ、講演会が開催された大阪の文化の発信地。現在もなお貸館として多くの人に親しまれている。

〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-27

TEL:06-6208-2002

千夜千冊

秀吉と利休

秀吉と利休本書は秀吉の猛然たる執念の起源を捉え、利休の末子に紀三郎を創造的に設定し、秀吉の愛憎半ばの癇気と情気をぶつけられ、その本質を見通すようになったかもしれない利休を対比的に描く。利休が弟子の山上宗二の無惨な死をきっかけに、秀吉への抵抗に追いこまれていく様子を日本文学最高の格調で、77〜78歳の著者が描く。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

野上弥生子
中央公論社

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