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秋田市立千秋美術館

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秋田市立千秋美術館

明治10年角館町に生まれた平福百穂は、川端玉章に師事し東京美術学校卒。獅子を描いた作品からは写実の精神に徹しながら対象に迫る姿勢が感じられる。当館は、秋田藩八代藩主佐竹義敦、小田野直武らの秋田蘭画をはじめ、平福穂庵・百穂父子、寺崎廣業など、秋田ゆかりの作家作品を所蔵する。また、ニューヨークで活躍した洋画家・岡田謙三の記念館も併設している。

平福百穂 「獅子図」

〒010-0001 秋田市中通二丁目3-8(アトリオン)

TEL:018-836-7860

東博百選

黒田清輝 「読書」
明治24(1891)年 東京国立博物館蔵

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読書 黒田清輝

薩摩藩士の子供に生まれ、欧州で学んだ豊かな光の表現を特色とする「外光派」の旗手として、明治時代の洋画界をリードした黒田が、パリ・サロンに初めて入賞した作品。パリ南東66kmにある小村グレー・シュル・ロワンで描く。 鎧戸(ヨロイド)から射し込む陽光が、下宿先の娘マリアの顔を、柔らかに包み込み、色白の肌を照らす。黒田は画面左側に、漢字で筆を入れる。 マリアへの想いも語られる。

畿内七道

秋田県立近代美術館<秋田蘭画>

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秋田県立近代美術館

当館は、秋田藩主の居城久保田城堀内にある。藩主や家臣が描いた「秋田蘭画」を展示紹介する。藩主佐竹氏は室町時代からの大名家。歴代藩主は文教事業に熱心で、八代義敦が秋田蘭画を創設。西洋画手法の構図と純日本的な画材の和洋折衷絵画で、遠近法は浮世絵に大きな影響を残し、それらは鷹見泉石の生まれる天明期前である。

秋田蘭画

〒013-0064 秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62ー46

TEL:0182-33-8855

千夜千冊

日本創業者列伝

日本創業者列伝明治2年、横浜に書籍や医薬品を輸入販売する丸屋商社が設立され、福沢諭吉に学んだ創業者早矢仕(はやし)有的(ゆうてき)は、「日本人であるかぎりは日本全体の繁栄をはかり、日本国民の幸福を助成すべき責務がある」との設立趣意書を残した。それが今の丸善となる。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

加来耕三
学陽書房人物文庫

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