当館は、1996年に司馬遼太郎が亡くなった後、2001年11月に開館。司馬の自宅と隣接地に建つ安藤忠雄氏設計の建物で構成される。四季折々に変化する雑木林の風の庭、小径から窓越しに、司馬の書斎が間近に見える。約2万冊の蔵書の収まる高さ11 メートル、3層吹き抜けの大書架など「感じる」「考える」記念館。
〒577-0803 大阪府東大阪市下小阪3-11-18
TEL:06-6726-3860
名高い俳人、与謝蕪村(1716-83)。日本南画—プロの絵師ではない人が描く、文人画を、中国の明、清時代の絵画を学び、独学で描く。 そして池大雅(イケノタイガ 1723-1776)とともに日本南画を大成。 世俗を離れ、気高い生き様をテーマを、日常的な所作や様子で描く。心にさっと、風が吹く。—高踏的を日常的に。
当作は、「心を潔く済ませる」の意。歌人會津八一(1881-1956)が、早稲田大学教授を辞任し、戦災で故郷の新潟市に戻り、家族の死別もあった晩年期の書。漢の王・劉安(前179-前123)が学者たちに作らせた書『淮南子』の「泰族訓」の中の語句を引用。当館は歌人、書家、東洋美術史学者などで活躍した會津八一を多角的に紹介する。
〒950-0088 新潟市中央区万代3-1-1メディアシップ5階
TEL:025-282-7612
司馬が求めた「この国のかたち」には、答えはなかった。しかし日本の見方はとりわけ神道的なものを重視し、これを「真水」とみなす。それは教義などはもっていないで、本居宣長ふうにいえば、日本の神奈備が真水なのである。若返る若水を何度ものめるところ。
司馬遼太郎 文春文庫
Tags : 司馬遼太郎記念館大阪府
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