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阿波和紙伝統産業会館

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阿波和紙伝統産業会館

8世紀、藤原初不比等が右大臣となる。アワガミは、8世紀楮のカジノキや木綿で白和幣をつくる祖先神を持つ忌部(いんべ)氏の吉野川流域入国にはじまる。忌部氏は、氏族的職業集団であり、宮廷祭祀を司る集団として同職の中臣氏と争う歴史。優雅な色合いのアワガミの1300年受け継がれた伝統技が当館で紹介され、紙すき体験もできる。

アワガミ

〒779-3401 徳島県吉野川市山川町川東141

TEL:0883-42-6120

東博百選

遊女と禿図(カムロズ)
江戸時代 18世紀 東京国立博物館蔵

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江戸時代初期、懐月堂安度(生没年不詳)は工房を主宰し、筆に夜肉筆美人画を量産した。やや角張った顔立ち、広い額、切れ長の目、無造作な口。スタイル化して、太く、また細く衣服の形やシワを描く線。豊かなボディの美人画を特色とする。 そっと耳打ちする大きな遊女、小さな見習いの童女。様式化されたその美。

畿内七道

阿波人形浄瑠璃

徳島県立博物館

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秀吉の四国征伐後播磨龍野より阿波に入った蜂須賀氏は、特産品を藩の専売化で経済を確立。藍は吉野川流域で生産され、藍玉として全国に出荷。この蜂須賀家と藍(あい)商人の経済力に支えられて、16世紀に兵庫・西宮神社で琉球の三味線を取り入れ誕生し、淡路島に伝播した人形浄瑠璃が、阿波で力強い芸風に育てていく。

〒770-8070 徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園

TEL:088-668-3636

千夜千冊

古語拾遺

古語拾遺本書は、大同3年(808)に平城天皇即位に功績があった斎部広成が、神代以来の歴史と自らの氏族忌部のかかわりを天皇のためにまとめたもの。崇神天皇の時代に、忌部氏が天照大神を祀る為に鏡と剣を作り、それがのちに伊勢神宮に祀られることになると語る。中臣氏が朝廷祭事の主に司る中、伊勢神宮の起源を語ろうとする。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

斎部広成
岩波文庫

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