世界的多雨地帯の大台ヶ原から熊野灘に流れる北山川。繰り返された侵食活動で延長31kmにもおよぶ瀞峡の渓谷美を造形。下流のレストラン、おみやげもの売り場などがリニューアルした「瀞峡めぐりの里 熊野川」までのドライブで、壮大なスケールの自然の造形美を堪能できる。
〒647-1211 和歌山県新宮市熊野川町日足
TEL:0735-44-0331 (熊野観光開発)
鎌倉時代初期の歌人藤原定家(1162-1241)の日記、『明月記』は、治承4年(1180)から嘉禎元年(1235)までの56年間に渡り、詳しく記録されている。本品は天福元年(1233)6月の記。その時定家は72歳で,正二位権中納言。1日条より29日条までの記事を収められ,定家の晩年の筆の特徴が顕著。
高山寺の中興開山として知られる明恵上人が、自ら見た夢を記録したもの。明恵は19歳の頃より約50年にわたって見た夢を記録しつづけた。記される夢の内容は多岐にわたるが、そこには彼のその時々の思考や行動が反映されている。本夢記は七紙より構成され、建永二年・承元三年・建暦元年、および年紀不明の部分を収める。
〒630-8213 奈良市登大路町50番地
TEL:050-5542-8600(NTTハローダイヤル)
「私は日本に一目惚れしてしまった。その魅惑をふりはらおうとしたがだめだった。時がたっても、その魔力は薄れなかった」と書き残したディキンズ。幕末来日のイギリス人医師で、東京帝国大学初代日本語学教授でロンドン大学事務総長。帰国後北斎を研究し、南方熊楠と一緒に『方丈記』を訳したディキンズを本書は紹介する。
秋山勇造 御茶の水書房
Tags : 和歌山県瀞峡遊覧
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