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和歌山県立紀伊風土記の丘

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和歌山県立紀伊風土記の丘

和歌山市郊外丘陵地にある当館は、1750年前~1400年前の古墳時代に前方後円墳が出現し、日本最大の古墳群がつくられ、渡来文化の窓口として栄えた当地の歴史を紹介する。聖所である古墳を飾った鳥形埴輪、顔が二つある両面人物埴輪、武具の「ころく」形埴輪など所蔵展示。国造紀氏の基盤、朝鮮半島とのつながりが見える。

資料館

〒640-8301 和歌山市岩橋1411

TEL:073-471-6123

東博百選

蓋鋺(フタマリ) 法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ)
8世紀 東京国立博物館蔵

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菩薩半跏像 法隆寺献納宝物

トッキの鈕(チュウ)付ける蓋(フタ)つきの小さな容器。フタと胴が口縁部分で合う構造。仏前の供養のための器。 香水を入れる水瓶をおもわせるチュウに、丸く膨らんだ胴の部分に、ロクロ挽きでいくつかの線が刻まれ、わずかに装飾されている。そして容器の足の裾(スソ)、高台が広がり、安定し、また堂々としている。 また同形のものは、宗教目的の美しい石粒を入れる舎利(シャリ)容器、火葬の骨壷にもみられる。

畿内七道

粉河作巌頭獅子置物

和歌山県立博物館

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当品は、中国古代の谷に子を落とす獅子説話を題材にする「粉河作」と珍重された優品。銅・鉛合金鋳造の青銅器等、古代より多くの渡来文明を運んだ紀の川沿いの粉河町に、中世より仏具など鋳物産業が栄える。当館は紀伊徳川家ゆかりの品々はじめ、「那智宮曼荼羅図」等で自然と神々がかさなりあう高野・熊野の聖地を紹介する。

〒640-8137 和歌山市吹上1-4-14

TEL:073-436-8670

千夜千冊

王と公

王と公日本は唐・新羅との緊張状態の中、百済のような没落をしないために、国家の体制をとる。大君、天王制の王権と各地の生産と再生産システムを組み合わせる「王民共同体」。具体的には詔、みことのりがそれらを組み合わせた。本書は「王」権とみことのりの「公」が、日本の公共性を生み出していったと日本史や日本論を斬る。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

鈴木正幸 編
柏書房

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