秋田県仙北(せんぼく)市にある田沢湖は深度423.4mで、日本で最も深い湖。周囲約20kmの円形で澄んだ瑠璃色の湖水は神秘的。田沢湖は昔、丸い丘だったともいわれが成因は謎。アイヌが湖を発見したという伝承や熊野信仰ともつながる聖なる地。現代彫刻界を代表した岩手出身の舟越保武が永遠の美を伝承の田沢湖の主「たつこ」にかさねて造形した彫像が立つ。
〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖田沢
TEL:0187-43-2111(仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」)
トッキの鈕(チュウ)付ける蓋(フタ)つきの小さな容器。フタと胴が口縁部分で合う構造。仏前の供養のための器。 香水を入れる水瓶をおもわせるチュウに、丸く膨らんだ胴の部分に、ロクロ挽きでいくつかの線が刻まれ、わずかに装飾されている。そして容器の足の裾(スソ)、高台が広がり、安定し、また堂々としている。 また同形のものは、宗教目的の美しい石粒を入れる舎利(シャリ)容器、火葬の骨壷にもみられる。
大仙市豊川にある水神社。秋田県で唯一の国宝である「線刻千手観音等鏡像」を祀る。直径約13.5cmの青銅製で、中央に千手観音菩薩立像、その周囲に観音八部衆、両側に婆蘇仙や功徳天が描かれる。この鏡は坂上田村麻呂の守り神として京の都よりこの地に携えられた。神秘なる美で、神仏習合や和様の文化を伝える。
〒014-0711 秋田県大仙市豊川字観音堂57
TEL:0187-56-2111(大仙市役所中仙支所市民サービス課)
“日本では神があらわれることを、来臨とかおとづれと言います。いい言葉です。「おとづれ」はもともと「音連れ」と綴りますから、そこにさわさわっといった音だけがしたというようなニュアンスです。”日本の面影の源流を解く、松岡正剛の衝撃の日本論の第3弾。
松岡正剛 春秋社
Tags : 田沢湖秋田県
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