最大深度334m藍色の湖面をたたえ青森・秋田両県にまたがる神秘的に静寂なる十和田湖の南25kmにある大湯温泉。水量豊富な大湯川沿いに滝の名勝が続く。板状で規則正しい割れ目・節理の岩肌を霧のようにしぶきを散らす錦見の滝。巨大な絶壁を割るように落ちる時と静かに落ちる時がある銚子の滝など。常にカタチを変え躍動する日本の普遍なる美である。
秋田県鹿角市十和田大湯
TEL:0186-23-2019(十和田・八幡平観光物産協会)
フタエにあどけない童子の姿。唇はごくわずかに朱色。右手で胸に垂らす飾を押え、左手で天衣をとり、端正に直立する。装身具や衣、台座の縁を特殊な彫刻刀(タガネ)で、丁寧に、丁寧に2個1組の小さな点が並ぶ複連点(フクレンテン)の文様を打ち出す。そうして気品が、醸し出された。—台座の枠、かまちに線刻した各狭間の内部には、墨を塗った痕跡もある。
十和田湖は噴火で形成された二重カルデラ湖である。十和田湖周辺には、ブナの冷温帯林とダケカンバの亜寒帯林が広がり、クマタカやイヌワシ、ツキノワグマなどの野生動物が生息する。太古の生命連環が現在も存在する。湖水は唯一奥入瀬川から流れでる。四季折々の十和田湖を優雅に運行する遊覧船で、豪快で繊細な十和田湖の極上の景観が味わえる。
青森県十和田市
0176-75-2909 (十和田湖遊覧船)
0176-75-2425 (十和田湖国立公園協会)
明治時代、湖南は東西を比較してその「あいだ」に立つ意見はとらず、日本が立つべきは、国家をこえた普遍的立場を表明していったほうがいいのではないかと考えた。日本には日本文化の種があって、日本にとっての支那文化は豆腐のニガリのようなものだというのだ。
内藤湖南 講談社学術文庫
Tags : 十和田湖十和田錦見の滝秋田県
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