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安土桃山期に生駒親正が築造した高松城は、万葉集に玉藻よしと詠まれた讃岐の海に面し、瀬戸内の海水を外堀、中堀、内堀に引き込んだ水城。江戸期に幕府の中国、四国の監察役として、家康の孫で徳川光圀の兄、松平頼重に引き継がれた。天守閣の最上部の縁側が張り出し、下階より大きい南蛮造りの天守に改修された。現在、天守閣復元への調査が進む!
〒760-0030 香川県高松市玉藻町2-1
TEL:087-851-1521
兜は、花弁を縁取る色のように、金メッキで筋飾り、総覆輪(フクリン)の四十八間の筋鉢で、その正面の神仏の守護を得るその前立は、鍬形(クワガタ)と日輪をデザイン。 胴体を囲い、右脇で引き合わす鎧の胴丸は、黒漆を塗った小さな鉄板を、紺糸に紅染めの赤糸を、斜めに打ち込む組み糸(樫鳥)で、とじ連ねる(威)、 大袖の上段、肩の部分は、赤糸で威す。 首から襟(エリ)を守るシコロの両側が外に反理、矢の攻撃を防ぐ吹返(フキカエシ)をはじめ胸板などに、藻の文様の中に獅子や蝶を型染めした、室町時代からの図柄の正平韋(ショウヘイガワ)といわれる、なめしの染韋(ソメカワ)を用いる。 胴に、兜と袖を配する胴丸の代表的な名品。
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