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栗林公園

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栗林公園

当園は、紫雲山を借景とする江戸期の大名庭園。讃岐藩主4代生駒高俊の時代に南湖一帯を造園し基礎 をつくり、家康の孫で水戸光圀の兄、松平頼重の松平家が110年に渡り仕上げる。名は中国で里山を栗林と称することによるとも言われるが、栗ではなく常緑の松を約1400本配し、石水と組み合わせる畢竟(ひっきょう)の庭園である。

松1400本

〒760-0073 香川県高松市栗林町1-20-16

TEL:087-833-7411

東博百選

葡萄図 立原杏所(タチハラキョウショ)筆
江戸時代 天保6(1835)年 東京国立博物館蔵

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葡萄図 立原杏所筆

立原杏所(1786~1847)は水戸藩の藩士で、また絵師ではない人が描く文人画の南画家。父は、水戸藩の修史局、彰考館(ショウコウカン)艦の総裁をつとめ、黄門さまの徳川光圀(1628-1701)の遺命である『大日本史』の編纂に尽力した、立原翠軒(スイケン 1744-1823)。 杏所の画のスタイルは謹直で穏やかなのだが、酔いにまかせ描くこの作品は、大胆で奔放。フラットで温暖な中国・江南の風土から生まれた、とらわれることなく自然の風情を描く画が、南画。

畿内七道

梅と好文亭

偕楽園

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当園の梅林はまた、2代藩主光圀の学問・研究への取り組みを象徴する。天保13年、水戸藩9代藩主徳川斉昭は千波湖に臨む七面山を切り開き、領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと願い偕楽園を造園。三階の楽寿楼から東南の千波(せんば)湖を望む好文亭。古書の文面を刻むなど内装建築には創意工夫と洒脱さがある。

〒310-0033 茨城県水戸市常磐町1-3-3

TEL:029-244-5454

千夜千冊

朱舜水

朱舜水17世紀前後に西洋列強がアジア進出を目指し、東アジアが急変する中1664年に中国明朝が滅亡する。本書で紹介する朱舜水は、明朝復興の軍事支援要請で来日し、幕府の鎖国政策により目的は果たせなかったが、日本に朱子学と陽明学の歴史精神を伝えることになる。水戸光圀に影響を与え、また武士道の精神にも影響を与える。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

石原道博
吉川弘文館

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