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隠岐国分寺

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隠岐国分寺

当寺で平安時代から継承されてきた蓮華会舞は、宮廷舞楽の流れをくみ、古代の宗教儀式を色濃く残し使用される面や衣装もエキゾチックで、起源はインド、中国、朝鮮半島と広くアジア各地の舞踊と考えられる。2007年火災で焼失した舞で使用する古面は、奈良時代に中国から伝えられ、天平時代以降姿を消す伎楽面の流れもみれる。

蓮華会舞

〒685-0007 島根県隠岐郡隠岐の島町中町目貫の四54-3(隠岐島後観光協会)

TEL:08512-2-0787 (隠岐の島町観光協会)

東博百選

伎楽(ギガク)面 酔胡王(スイコオウ)
法隆寺献納宝物 飛鳥〜奈良時代 8世紀 東京国立博物館蔵

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山野行楽図屏風 与謝蕪村筆

7~8世紀ごろ流行した音楽劇の仮面。造型的にも素晴らしい日本最古の仮面。 ギガクは飛鳥時代に大陸から伝えられ、奈良の大仏開眼(完成)の際にも披露。 鎌倉時代以降、実態ははっきりと知れない。酔胡王とは、酔うペルシャの王。 —面は現在正倉院の百数十面をはじめ合計230余が各社寺に残るが、ほとんどが8世紀の遺品。東博の面は、その半数以上が8世紀に遡り、造型的にも秀れ、日本最古の仮面としての価値は極めて高い。

畿内七道

ベンガラ塗り土器 鳥浜貝塚出土

福井県立若狭歴史博物館

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ベンガラを塗った丹彩土器。高さ10.5cm。同時期に京都市の遺跡から出土した土器と酷似する。若狭三方湖に注ぐ「はす川」と「高瀬川」の合流地点である鳥浜貝塚遺跡から、約5000年前の木船や縄文漆器の逸品「赤色漆塗り櫛」が出土する。縄文前期に、高度に製作技法が発展する縄文文化のうねりがあったことを伝える。

〒917-0241 福井県小浜市遠敷2丁目104

TEL:0770-56-0525

千夜千冊

鬼の日本史

鬼の日本史アマテラスは「海を照らすもの」の意味だった。潮の流れがとりまく日本列島には、古代より漂流漂着が繰り返される。そこに「海からやってきた者たちの歴史」、「陸地支配した者たちの歴史」があり、「排斥され流され、忘れされた者たちの歴史」がある。それが「国をつくった歴史」と「鬼になった歴史」となると本書は語る。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

沢史生
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