当神社は、1434年に大内氏が、石見銀山が栄えることを願い城上山から銀山近くに移し、毛利氏によって1577年に現在の場所に移された。当社拝殿の鏡天井には、色彩豊かに水害を守る竜が天井一面に描かれている。文化15(1818)年に梶谷円隣斉守休が描いたとされ、残る色彩の鮮やかさが補修の歴史を伝えている。
〒694-0305 島根県大田市大森町1477
TEL:0854-88-9950 (大田市観光協会)
袈裟などの衣類を運ぶ箱。仙人が金・銀の宮殿に住むと、古代中国で言われた東の海に現れる島、蓬莱山を長寿の亀や鶴と描く。 蓋(フタ)のような形のため、別の箱の身と組み合わされた。 しかし側面の松喰鶴(マツクイヅル)の向きから、もともとは単独で、衣服を入れる広蓋(ヒロブタ)や髪道具など一時入れる乱箱(ミダレバコ)のように衣類等を整理・運ぶためのものと推定される。 金粉を蒔いた後に、絵を研ぎ出す技法、研出蒔絵を、疎と密に使い分け、表現する幻想性。平安時代後期の蒔絵の名品。
当館は、太平洋戦争末期に貨幣収集界の第一人者、田中啓文氏の収集品「銭幣館コレクション」を譲り受け、引き続き収集を重ね、東洋貨幣に関して世界的に充実した貨幣コレクションを有する。銭幣館コレクションは、和銅開放、天正大判、寛永通宝、藩札の日本貨幣、中国・朝鮮・ベトナム・タイの東アジア貨幣等で構成される。
〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町1-3-1 日本銀行分館内
TEL:03-3277-3037
義満は明へ通交と通商を求める使者を送り、日本国王源道義と建文帝に認めさせる。東アジアの明の冊封体制に組み込まれ、勘合貿易が認められ、明銭が返礼される。しかし義満の狙いは、国内で天皇の上に出ることの成就。本書は義満の王権簒奪計画を“立証”する。
今谷明 中公新書
Tags : 城上神社島根県石見銀山
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