横手市 正伝寺

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横手市 正伝寺

当寺は、創建が500年前とも云われる古刹で、秋田35観音霊場。桜並木の長い参道を挟んで山門、鐘楼門、本堂と続き第一番札所にふさわしく落ち着いた風情。本尊・聖観音立像は、創建時に奈良の長谷寺から譲り受けた奈良時代の作と伝わる。金銅仏としては東北最古級、奈良・初瀬小国の観音信仰がこの地まで伝えられていた証。

聖観音立像

〒013-0051 秋田県横手市大屋新町字鬼嵐117

〒013-0051 秋田県横手市大屋新町字鬼嵐117 TEL:0182-33-5723

東博百選

長谷寺

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長谷寺

当寺は日本を代表する観音霊場。創建は8世紀前半でこの地(初瀬)はそれ以前から聖なる地である。727年近江国高島から流れきた楠の霊木で徳道上人が十一面観音を造像し長谷寺の本尊とする。現在の本尊像は、天文7(1538)年に大仏師運宗造立の像高三丈三尺六寸・10m超の日本最大木造仏。初瀬の景観と安かに重なる。『万葉集』に詠まれる当地初瀬は、天武天皇皇女も伊勢斎王となるため潔斎を行う。

本尊十一面観世音菩薩立像

〒633-0112 奈良県桜井市初瀬731-1

TEL:0744-47-7001

畿内七道

多賀城市埋蔵文化財調査センター

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多賀城市埋蔵文化財調査センター

多賀城市は古墳時代、東北鉄器生産の先進地で、出土の土器・石器から北海道を含む北方との交流が認められる地。7世紀後半成立の陸奥国の国府が置かれ、8世紀初め多賀城が造営。その際附属寺院も建立され、「観音寺」と墨書の10世紀の土器が出土し、多賀城廃寺名称の手がかりとなる。この土器は、仏教儀式に灯明皿に使用されたと思われる。

「観音寺」銘墨書土器

〒985-0873 宮城県多賀城市中央2-27-1

TEL:022-368-0134

千夜千冊

かくれ里

かくれ里“仏教を広めるためには、神の助けを必要としたのではないだろうか。日本の神を経糸に、仏教を横糸にして織り上げたのが、いわゆる本地垂迹説。日本の自然が私に、そういうことを物語る。”吉野から美濃にひそむ邑沌が滲み出し、存分の気分になる本である。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

白洲正子
講談社(講談社文芸文庫)

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