- 特別展『京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ』 (4/23〜6/16 )
- 千本釈迦堂・大報恩寺は、鎌倉彫刻の宝庫として広く親しまれています。本展は2020年に開創800年を迎... 続きを読む
- 双六古墳 金銅製単鳳環頭大刀柄頭
- 当品は大刀の柄の先端部に2匹の龍が交差し、環状内部に珠をくわえて横を向く鳳凰が入る装飾。韓国の古墳か... 続きを読む
壱岐は1万年前は九州と陸続き。島となり鎌倉期元寇で占領されるように、大陸・半島と向き合う歴史が支配する。空港東側遠浅の海水浴場、マリンスポーツ盛んな大浜から錦浜の当散策路は「海辺の絶景コース」。錦浜は古代、神功皇后が半島に赴く際に錦の衣を干した地と伝わり名がつく。すべてを柔らかく包む風吹く優美な海岸。
長崎県壱岐市石田町
TEL:0920-44-6111(壱岐市役所石田支所)
TEL:0920-48-1111(壱岐市役所観光商工課)
乳(ニュウ)は鏡の裏面(背面)のトッキ。トッキをに尾があるものは、獣の形が変形したもの。ニュウをめぐりトグロを巻く龍の長くのびた胴の上に、神像と口に棒状のものをくわえた小獣の形をレイアウト。内円に神像と神獣、外円に飛び回る鳥、走り回る獣が、デザインされる中国の神獣鏡。 その中国の鏡を模倣して作られた鏡(倣製鏡、ホウセイキョウ)。ダリュウは、ワニをモチーフにする。内円は、神像ととぐろを巻く龍が頭を共有し、外円は、僧侶の使うホッス(払子)のように変形する。 ホウセイキョウとして、デザインは精密、鋳上(イアガ)りは上々。 —2世紀末頃北部九州の銅矛(ホコ)、畿内・東海地方の銅鐸が姿を消し、群像を描いた画文帯をめぐらせ、 図像を浮彫し、細い線を使い細密な表現が特徴の画文帯神獣鏡が現れた。