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高知県立高知城歴史博物館 (旧土佐山内家宝物資料館)

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大名道具 兎耳形兜

当館は、2017年3月、高知城のふもとに開館。国宝や重要文化財を含む約6万7千点に及ぶ土佐藩主山内家伝来の貴重な資料を中心に、土佐藩・高知県ゆかりの歴史資料や絢爛豪華な大名道具や美術工芸品の数々を収蔵・展示する。 山之内一豊の妻千代は、里が美濃郡上八幡で実家は古今伝授の東常縁に仕えた。紀貫之「土佐日記」からの縁もある。

大名道具 兎耳形兜

〒780-0842 高知県高知市追手筋2丁目7-5

TEL:088-871-1600

東博百選

古今和歌集巻十九断簡(ダンカン)(高野切 コウヤギレ)伝紀貫之筆
平安時代 11世紀 東京国立博物館蔵

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醍醐天皇(885-930)の命により編纂された古今和歌集。巻物の一部を切り、掛軸などに仕立て直すのが、断簡、切。その古今和歌集の最古の写本で、平安時代から名筆、古筆切(コヒツギレ)の代表作品。 洗練された美しいかな文字のつながり続くさま、連綿が見事で、切れ味の鋭い筆の線を駆使して、明るく流動する美を造形。この、しとかでうるわしい、優麗典雅(ユウレイテンガ)な書風は、平安貴族が、書道の手本とする。 もとは20巻を揃え6人の合作、寄合書(ヨリアイガキ)と考えられる「高野切」の名は、豊臣秀吉が高野山の僧、木食応其(モクジキオウゴ 1536-1608)に、その断簡を与えたことに因んでいる。

畿内七道

東氏館跡庭園

古今伝授の里フィールドミュージアム

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平安時代、紀貫之が和歌の力を序し、室町時代、篠脇城主・東常縁(とうつねより)により、奥義を伝える古今伝授が確立。留守中に失った城を、常縁は敵に和歌十首を送り取り戻す。”力をも入れずして天地を動かす”歌の力の歴史を伝える館跡。篠脇城(しのわきじょう)、東氏(とうし)館跡庭園など、東氏ゆかりの遺跡群に、自然や美しい山間の風景が残る当ミュージアム。

〒501-4608 岐阜県郡上市大和町牧912-1

TEL:0575-88-3244

千夜千冊

和漢朗詠集

和漢朗詠集平安時代、関白頼忠の子の藤原公任が娘の結婚の引出物として編集したアンソロジー。漢詩は適宜、朗詠しやすいような詩句だけ抽出し、白楽天や菅原道真が多く選ばれ、和歌では紀貫之など紫式部好みが選ばれる。和漢を並列し、王朝感覚をわかりやすく伝える。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

川口久雄 訳
講談社学術文庫

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