有田町は標高518mの黒髪山に抱かれる町。登山口に竜門峡があり、河鹿ガエルの歌声が聞こえる渓水は、水源の森百選に選ばれる。400年前、日本初の磁器・有田の焼物は、この土地で発見された良質の陶石から生まれた。有田焼のその色褪せぬ美しさは、内に竜門峡の清廉さと躍動を宿す。その美の原点が竜門峡にある。
佐賀県西松浦郡有田町
0955-43-2121 (有田観光協会)
モチーフは和様の鍋島焼には珍しい、中国の水墨画を手本とした絵画風で、鍋島焼の最盛期、18世紀初頭の作品。白地に酸化コバルトで下絵を描き、ガラス質のユウヤクをかけて焼く。ソメツケという青いモノクロ表現。その迫真的な描写。 肥前・佐賀の鍋島藩の鍋島焼は、献上品や贈答品として、徹底して技巧を追求。 焼物の絵とは思えない世界!
有田町で1616年に日本で初めて磁器生産が始まる。その後、初代柿右衛門が赤絵付けに成功し、柿右衛門様式が確立。特徴は「濁手」と呼ばれる米のとぎ汁のような柔らかく温かみのある乳白色の素地の上に、余白を十分に残した明るく繊細で絵画的な構図。 当館では、姉妹都市マイセンが常に目標とした柿右衛門様式を堪能できる。
〒844-0028 佐賀県西松浦郡有田町南山丁352
TEL:0955-43-2267(柿右衛門窯)
全国の領土紛争をめぐる私戦を禁止する「惣無事(そうぶじ)」を宣言し、天皇の意向である「叡慮(えいりょ)」により領土処分権「進止」(しんし)を得たことで秀吉の国家経営システムのシナリオは頂点に達し、朝鮮出兵で瓦解。また朝鮮出兵は陶芸技術と朱子学を残す。
笠谷和比古・黒田慶一 文英堂
Tags : 佐賀県黒髪山
Your email address will not be published. Required fields are marked *
Name *
Email *
Website
Comment