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佐賀県立名護屋城博物館

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肥前名護屋城図屏風 狩野光信筆

文禄・慶長の役(1591〜1598年)の拠点となった肥前名護屋には、豊臣秀吉の御座所である当城はじめ、全国から参陣した諸大名の陣屋が築かれ、桃山文化が全国に交流する端緒ともなる。当館はその歴史を紹介する。豪壮な画風を誇る天才狩野永徳の長男で、下手右京と酷評されても深遠なる奥行きを描いた光信の作品を所蔵する

肥前名護屋城図屏風 狩野光信筆

〒847-0401 佐賀県唐津市鎮西町名護屋1931-3

TEL:0955-82-4905

東博百選

染付雪景(ソメツケセッケイ)山水図皿(サンスイズサラ)
江戸時代 18世紀 東京国立博物館蔵

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モチーフは和様の鍋島焼には珍しい、中国の水墨画を手本とした絵画風で、鍋島焼の最盛期、18世紀初頭の作品。白地に酸化コバルトで下絵を描き、ガラス質のユウヤクをかけて焼く。ソメツケという青いモノクロ表現。その迫真的な描写。 肥前・佐賀の鍋島藩の鍋島焼は、献上品や贈答品として、徹底して技巧を追求。 焼物の絵とは思えない世界!

畿内七道

柿右衛門様式

柿右衛門古陶磁参考館

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有田町で1616年に日本で初めて磁器生産が始まる。その後、初代柿右衛門が赤絵付けに成功し、柿右衛門様式が確立。特徴は「濁手」と呼ばれる米のとぎ汁のような柔らかく温かみのある乳白色の素地の上に、余白を十分に残した明るく繊細で絵画的な構図。 当館では、姉妹都市マイセンが常に目標とした柿右衛門様式を堪能できる。

〒844-0028 佐賀県西松浦郡有田町南山丁352

TEL:0955-43-2267(柿右衛門窯)

千夜千冊

秀吉の野望と誤算

秀吉の野望と誤算全国の領土紛争をめぐる私戦を禁止する「惣無事(そうぶじ)」を宣言し、天皇の意向である「叡慮(えいりょ)」により領土処分権「進止」(しんし)を得たことで秀吉の国家経営システムのシナリオは頂点に達し、朝鮮出兵で瓦解。また朝鮮出兵は陶芸技術と朱子学を残す。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

笠谷和比古・黒田慶一
文英堂

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