岩熊井堰
頭首工
この井堰は、河川の流水を用水路に引き入れるための頭首工だ。江戸時代、水が乏しく「ひばりの巣」と呼ばれた当地を、延岡藩家老藤江監物が10年の歳月をかけて洪水を溢れさせて防ぐ機能と、用水路を組み合わせた河川土木工事で肥沃な土地へと転換する。150石の米の収穫量が755石になる。水はあった、調整がなかった。
〒882-0883 宮崎県延岡市下三輪町
TEL:0982-32-3706(延岡観光協会)

東博百選
樫鳥糸(カシドリイト)肩赤威(カタアカオドシ)胴丸 秋田一季氏寄贈
室町時代 15世紀 東京国立博物館蔵
樫鳥糸肩赤威胴丸
兜は、花弁を縁取る色のように、金メッキで筋飾り、総覆輪(フクリン)の四十八間の筋鉢で、その正面の神仏の守護を得るその前立は、鍬形(クワガタ)と日輪をデザイン。 胴体を囲い、右脇で引き合わす鎧の胴丸は、黒漆を塗った小さな鉄板を、紺糸に紅染めの赤糸を、斜めに打ち込む組み糸(樫鳥)で、とじ連ねる(威)、 大袖の上段、肩の部分は、赤糸で威す。 首から襟(エリ)を守るシコロの両側が外に反理、矢の攻撃を防ぐ吹返(フキカエシ)をはじめ胸板などに、藻の文様の中に獅子や蝶を型染めした、室町時代からの図柄の正平韋(ショウヘイガワ)といわれる、なめしの染韋(ソメカワ)を用いる。 胴に、兜と袖を配する胴丸の代表的な名品。
