「夫の細川忠興には決意を秘めてキリシタンに走っても、父の明智光秀に背いたことはなかったという」。慶長5年(1600)、関ヶ原の戦いの7月17日の夜、西軍の重要な人質、大坂の細川ガラシャは、邸宅に火を放ち38歳で昇天し、東軍徳川を勝利に導く一因となる。最後に逆臣光秀の娘の恥を見事に雪(そそ)ぐと本書は語る。
三浦綾子 新潮文庫
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