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後鳥羽院

後鳥羽院西面の武士を設置し、新古今集を構想し歌合わせを催し熊野に詣で、鎌倉幕府に対し承久の乱を起こし隠岐に流された後鳥羽院。本書は後鳥羽院を軸に、大伴家持から西行、後鳥羽院とつづき、のちに芭蕉や近松に受け継がれる敗北の歌、「心ばえの歌」の系譜をつづる。そこにはもののあわれを知る日本のこころがあると読み解く。

文責:旅鶴編集室

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