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重源

重源平家の南都焼打ち後、再建された東大寺の大仏様や天竺様は、インドの建築様式ではなく、重源たちの工夫によるものだった。本書は、のちに高野聖といわれる聖のネットワークや公家・武家・僧侶・工人が動員され、一大国家プロジェクトを成し遂げた重源の活動を語る。重源は大仏とともに中世日本のネットワーク構造も残した。

文責:旅鶴編集室

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