「明治が鎌倉の終わり」。著者が、鎌倉幕府の歴史書「吾妻鏡」を読みこんで作りあげた歴史小説で、後鳥羽上皇との承久の乱を幕府の勝利に導き尼将軍といわれ、後世悪妻扱いされた北条政子の実像に迫る。3年連続で頼朝、頼家、実朝と夫と二子を次々に失い一心不乱に神仏詣でをする政子の悲嘆を書き、並々ならぬ母性を描く。
永井路子 文春文庫
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