平泉藤原氏は、平泉の地に柳の御所の「北の都」と無量光院や毛越寺や中尊寺の「北方の浄土」を築く。平泉は都の京を模倣しながらも独創的だった。都には、末法思想により念仏結社や浄土庭園があったが、戦いの犠牲となった敵も味方も、獣・鳥・魚・貝などもひとしく鎮魂し、極楽浄土に導かれることを願う大きさはなかった。
工藤雅樹 無明舎出版
Tags : 中尊寺平泉文化史館毛越寺白水阿弥陀堂
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