明治24(1891)年創業民間総合農場。日本最大規模の3,000haの面積を誇る。岩手山麓の不毛の原野を開墾して作られ、明治期より酪農事業を行っている。観光エリアの「小岩井農場まきば園」では、牛や羊の見学のほか、乗馬やバター作りなどの体験、農場の自然や歴史をご紹介するガイドツアー等が楽しめる。園内にある「まきばの天文館」では、星空の観察や太陽の黒点観察ができる。
〒020-0507 岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
TEL:019-692-4321
晩夏から初秋、朝日に染まる赤富士。 輸入の顔料、ベルリアンブルー(ベルリンの藍)で際立たす。 西洋から立体描写を学び、木版画の平面に色彩の組み合わせ、奥行きを描く。 光を色彩であらわし遠近を描く、西洋の印象派にも影響を与える。
花巻市から早池峰山(1917m)を結ぶ直線上の麓にある当社は、古くから早池峰山信仰と重なり、神仏習合の歴史がある。ユネスコの無形文化遺産に登録された早池峰神楽は、勇壮な岳神楽座と優雅な大償神楽座の総称。舞で使う山の神の面が、大償神楽では「阿」、岳神楽は「吽」の形。拍子は大神楽が7拍子、岳神楽が5拍子。神の山の歴史を、神楽の習合がまた伝える。
〒028-3201 岩手県花巻市大迫町内川目第1地割1
TEL:0198-48-5877
芭蕉が「閑さや岩にしみ入る」を詠んだ山形・山寺。立て岩を崇拝し、また奥の院に幼ない時になくなった子供たちを結婚した若い夫婦として描いた絵馬が納められる。これは東アジアにも見られる風習。梅原は芭蕉の旅の意図が日本の深層への旅だったと思えた。
梅原猛 集英社文庫
Tags : 小岩井農場岩手県
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