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神と翁の民俗学

神と翁の民俗学本書は、仏は若々しい青年の姿で描かれることが多いのに、なぜ日本の神々の多くは翁の姿をとっているのかというテーマをめぐる。祭りの庭に招かれる神、来訪神は神のもどきとしての老体や翁に身をやつし、共同体の繁栄と再生を約束するメシアの役割をもっていた。翁はメシアであることを暗示する姿だったのだと推論する。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

山折哲雄
講談社学術文庫

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Tags : 毛越寺

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