ひたすら木曽路の馬籠(まごめ)の周辺にひそむ人々の生きた場面だけを扱って、日本の近代文学史上唯一の実験を果した作品。われわれは半蔵の挫折を通して、日本の意味を知る。その実験とは、いまなお日本人が避けつづけている明治維新の意味を問うというものだ。
島崎藤村 新潮文庫
Tags : さざなみ公園中山道広重美術館中津川市中山道歴史資料館富士見台高原馬籠宿
Your email address will not be published. Required fields are marked *
Name *
Email *
Website
Comment