群馬県沼田市から尾瀬沼を通って福島県の会津若松へ至る道。群馬側からは会津街道、福島側からは沼田街道と呼ばれる。会津から米や酒、上州から油や塩・日用雑貨を運ぶ交易路。そして会津を流れる只見川の最上流の当湿原に至る。春は枯色の原野にくっきりと真っ白な水芭蕉が、初夏には見渡す限り黄金色のニッコウキスゲが群生する。
福島県会津若松市
TEL:090-5306-4004(尾瀬沼ビジターセンター)
春の桃の花まつりで有名な山梨県の笛吹市で出土。奇怪な顔と形の上半身。 目尻が鋭く吊り上がり、人の顔というより獣の顔。この顔の表現は中部の高地や関東地方西部で、縄文中期土器の人面がつく取っ手、人面把手(ハシュ)に共通する。 また胸に当てられた左手の三本指のサイン。同様に、この時期の土器につけられる、人体や動物の装飾にみられる。
本州最大の高層湿原、尾瀬ヶ原。510万〜170万年前の火山活動から様々な変容を経て、優れた自然環境を造り上げ、高山植物は約900種を数える。トンボや蝶が草花の先に止まる尾瀬沼畔は火山活動最後期にできた。中納言藤原朝実の三本カラマツの尾瀬塚もあり、早朝湿原を覆う霧は幻想的。感動を惹き起こす無垢の源泉の地。
群馬県利根郡
TEL:0278-58-3222 (片品村観光協会)
英国ビクトリア朝の賢人ラスキンが言い残したこと、“目から鱗が落ちる感動を引き起こす無垢の源泉をできるだけ保存せよ”と。文明における現代の危機に当たって、先人の習慣・習性の健全は変革と、それの心なき放棄とは区別され、その努力は偉大である、と。
ジョン・ラスキン 法藏館
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