お知らせ:当サイトは2023年3月をもちまして、情報の更新及びお問い合わせ対応を休止しております。

立花氏庭園

iconjalgotokyo_online

立花氏庭園

柳川市にある料亭旅館・御花は、柳川藩立花氏の旧別邸、1738年築造。現在は観光施設として庭園・松濤園や史料館が見学可能。史料館では柳川藩祖立花宗茂着用の甲冑を始め、立花家「大名道具」を展示。宗茂は関ヶ原で、勝敗に拘わらず恩義に報いると西軍につき敗軍、そして改易。しかしその後旧領に復帰を果たした唯一の戦国大名。

立花氏庭園

〒832-0069 福岡県柳川市新外町1

TEL:0944-73-2189

東博百選

葡萄図 立原杏所(タチハラキョウショ)筆
江戸時代 天保6(1835)年 東京国立博物館蔵

iconjalgotokyo_online

葡萄図 立原杏所筆

立原杏所(1786~1847)は水戸藩の藩士で、また絵師ではない人が描く文人画の南画家。父は、水戸藩の修史局、彰考館(ショウコウカン)艦の総裁をつとめ、黄門さまの徳川光圀(1628-1701)の遺命である『大日本史』の編纂に尽力した、立原翠軒(スイケン 1744-1823)。 杏所の画のスタイルは謹直で穏やかなのだが、酔いにまかせ描くこの作品は、大胆で奔放。フラットで温暖な中国・江南の風土から生まれた、とらわれることなく自然の風情を描く画が、南画。

畿内七道

田園風景

岡山後楽園

iconjalgotokyo_online

延養亭から望む築山の操山に登る月の位置と時を測り、建物前水の流れの曲水風景をかさね、どこにでもある田園風景を計算し視線の先に置く。日本では古代より自然に畏敬の念を抱き、武士の美は自然のいのちを取り込んで生きる力とした。岡山城を望む当園は日本庭園のテーマパークで、また城を守る河川出塁。計算し尽くす。

〒703-8257 岡山市北区後楽園1-5

TEL:086-272-1148

千夜千冊

眼の哲学・利休伝ノート

「眼に見える言葉が書ならば、手に抱ける言葉が茶碗なのである」。本書は、伝説の陶器鑑賞家、美の世界の批評家の著者代表的評論「眼の引越し」の他、独特の芸術論、陶芸・絵画論に加え草稿「利休伝ノート」を収録。著者の口癖、「日本の文化を生きている」とは、日々使い、そばに置くモノこそ、自分自身だと意識すること。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

青山二郎
講談社文芸文庫

amazonで買う

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *