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日本書紀成立1300年 特別展『出雲と大和』(2020.1.15〜3/8)

令和2年(2020)は、我が国最古の正史『日本書紀』が編纂された養老4年(720)から1300年という記念すべき年です。その冒頭に記された国譲り神話によると、出雲大社に鎮座するオオクニヌシは「幽」、すなわち人間の能力を超えた世界、いわば神々や祭祀の世界を司るとされています。一方で、天皇は大和の地において「顕」、すなわち目に見える現実世界、政治の世界を司るとされています。つまり、古代において出雲と大和はそれぞれ「幽」と「顕」を象徴する場所として、重要な役割を担っていたのです。
「幽」と「顕」を象徴する地、島根県と奈良県が当館と共同で展覧会を開催し、出雲と大和の名品を一堂に集めて、古代日本の成立やその特質に迫ります。

関連施設

東京国立博物館

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東京国立博物館

明治5(1872)年、湯島聖堂の大成殿で開催された博覧会を機に創立された博物館。奈良・法隆寺伝来の宝物など、受け継がれた文化財は国宝87件を含む11万件を超え、日本・東洋美術の流れを概観できる。日本の近代美術史研究を築いた岡倉天心は明治中期に博物館の美術部長であった。大正6年から11年には森林太郎(鴎外)が総長を務めた。

本館

〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9

TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)

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