福島県中北部二本松市上川崎は美しい水をたたえる阿武隈川のほとり、安達太良山に見守られる東北最大級の和紙の里。その歴史は平安中期に始められたと伝わる。みちのくの紙と称され、紫式部や清少納言が好んだまゆみがみもこの地で漉かれた。当館では上川崎で栽培された楮(こうぞ)を使い、昔ながらの手漉き和紙の製法を体験できる。
〒969-1511 福島県二本松市下川崎字上平33-1
TEL:0243-61-3200
わが国最古の金貨幣。私鋳銭が多いため新たに鋳造したと記述が残るー『続日本紀』天平宝字4(760)年3月16日の条。 銅銭10で銀銭1、銀銭10で金銭1に当てたという。この31枚と奈良・西大寺塔址からの3枚のみが現存。貴重な貨幣経済史の資料。「通貨の規範」。 —奈良・天平時代(752)に、東大寺の大仏が、「いのりの規範」として完成。 全国に国分寺、国分尼寺が建立される。
二本松市出身で現代日本画壇の重鎮大山忠作は、松岡映丘に師事した山口 蓬春に師事。花鳥、風景など広範に対象を題材とするが、65年の画業を通じ幽玄・華麗なる世界を描き続ける。当作品は、晩夏から初秋の早朝の赤富士山とつがいのタンチョウ鶴という伝統的な日本の美をかさね、24世紀最初の日展に出展された作品。
〒964-0915 福島県二本松市金色403-1
TEL:0243-55-5154
「この道はいつか来た道、ああそうだよ、あかしやの花が咲いている」三好達治だったか、白秋の作品では童謡が最もすぐれていると言ったのは。白秋は昭和の戦争の渦中、ひたすら日本回帰の人となり、日本語だけがもつ風来ばかりに耳を澄ませていたように思える。
北原白秋 角川書店
Tags : 二本松市和紙伝承館安達太良山東北福島県
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