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おきなわ郷土村(海洋博公園)

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おきなわ郷土村(海洋博公園)

琉球王朝期の沖縄村落を再現する。移設された民家を通じ、温暖な気候と陽気な人柄とともに、台風などの天災にも負けず、また聖なる水の湧く御嶽(ウタキ)とともに生きる生活の智恵を見る。屋根が低く家の周りに屋敷林や石垣を置く。ひさしの雨端(あまはじ)は深く、部屋の全面を大きく開け気持ちのいい風を吹き通している。三線(さんしん)・カチャーシー体験や季節のイベントなど、昔から沖縄に親しむことができるさまざまなイベントを開催。

おきなわ郷土村(海洋博公園)

Okinawa Commemorative National Government Park(Ocean Expo Park)

〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町石川424

TEL:0980-48-2741

東博百選

法華経方便品(ホウベンボン)竹生島経(チクブシマキョウ)
  平安時代 11世紀 東京国立博物館蔵

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菩薩半跏像 法隆寺献納宝物

滋賀・琵琶湖に浮かぶ竹生島に伝わった装飾したお経の巻物、 装飾経(ソウショクキョウ)。 寿命が長い和紙・トリノコガミに、ニワカに溶かした金銀で、草や花、蝶や霊鳥、柔らい書体のお経。生きて極楽浄土を迎えたい平安貴族、願いの名品。 この方便品のほか、同じ巻第6から分断された竹生島の宝厳寺蔵の序品の存在が確認されている。

畿内七道

奄美市立奄美博物館(小湊フワガネク遺跡群出土貝製品)

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6~8世紀の小湊フワガネク遺跡群から、本土では生息せず、螺鈿工芸に使われるヤコウガイの貝殻、ヤコウガイ製のスプーンや容器、イモガイ製の装飾品など貝製品が多く出土。7世紀以降の歴史書に海見、菴美などと書かれ朝廷に宝物を献上したと記される。隣接地域からはヤコウガイと取引されたと思われる長崎県産石鍋も出土している。

小湊フワガネク遺跡群出土貝製品

〒894-0036 鹿児島県奄美市名瀬長浜町517

TEL:0997-54-1210

千夜千冊

常世論

常世論日本人の原郷、祖霊が住むマザーカントリー、常世。そのイメージは、クスノキに託された。南方熊楠は、南の海からきた日本人の源流は楠神を崇めたとし、神話のスサノオはスギやクスノキで舟をつくる。本書は常世を深層意識とし、産土を例とし、他民族と共有する世界観や宇宙観を成熟させ、細部を洗練させた日本人を評価する。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

谷川健一
講談社学術文庫

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