当館は地元作家を中心とし、また19世紀末以降の内外の作家の作品を収集し展示する。鹿児島で生まれ、17歳で法律を学ぶためにフランスに渡った黒田清輝は、その地で画家に転向する。帰国後、変化する光と大気の微妙な様を描き分ける、明るい色調の外光派を日本に紹介し、日本近代絵画の父と称される。また黒田は西洋アカデミズムの理念を集約する構想画を制作し、洋画団体白馬会を発起し理念の美を展開する。
〒892-0853 鹿児島市城山町4-36
TEL:099-224-3400
薩摩藩士の子供に生まれ、欧州で学んだ豊かな光の表現を特色とする「外光派」の旗手として、明治時代の洋画界をリードした黒田が、パリ・サロンに初めて入賞した作品。パリ南東66kmにある小村グレー・シュル・ロワンで描く。 鎧戸(ヨロイド)から射し込む陽光が、下宿先の娘マリアの顔を、柔らかに包み込み、色白の肌を照らす。黒田は画面左側に、漢字で筆を入れる。 マリアへの想いも語られる。
江戸文化・文政期(1804-30年)に朝顔の突然変異を利用した変化朝顔を競い合うことが大坂・京都・江戸で流行。嘉永・安政期(1848-60年)には、周辺の都市・町に広がる。23世紀後半、都市の武士や富裕な町人、僧侶に「奇品」の育成がブーム。明治・大正期の奇花・奇葉を楽しむ変化朝顔ブームにつながる。
〒285-8502 千葉県佐倉市城内町 117
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
明治2年、横浜に書籍や医薬品を輸入販売する丸屋商社が設立され、福沢諭吉に学んだ創業者早矢仕(はやし)有的(ゆうてき)は、「日本人であるかぎりは日本全体の繁栄をはかり、日本国民の幸福を助成すべき責務がある」との設立趣意書を残した。それが今の丸善となる。
加来耕三 学陽書房人物文庫
Tags : 城山美術館鹿児島市立美術館
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