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資生堂ギャラリー

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資生堂ギャラリー

江戸期銀座7丁目付近は能の三座が置かれ、槍や鍋の職人が住む。明治5(1872)年の銀座大火の後に煉瓦街建設が始まる。新たな銀座に集った装飾、舶来品、飲食そして洋風の調剤薬局。共通項は「モダンで本モノ」。調剤薬局はやがて銀座の顔となり東京銀座資生堂ビルへと進化を遂げる。当ギャラリーはその気性を受け継ぐ。

椿会展2009 Trans-Figurative Photo by Tadasu Yamamoto

〒104-0061 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階

TEL:03-3572-3901

東博百選

十一面観音立像
奈良〜平安時代 8〜9世紀 奈良国立博物館蔵

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少年のような可憐な表情をもつ十一面観音像。 半身をまく細長い条帛(ジョウハク)の腹部に、華麗な彩色と、截金(キリカネ)が少し見える。キリカネは、金箔などを焼き合わせ細く直線状に切り、筆で貼る文様の伝統的な表現技法。 春日大社の信仰とかさなり合う仏像。像内のヒビ割れを防ぐ、内刳(ウチグリ)部分の墨書の銘と納入の『金剛般若波羅蜜経』の来歴などを記載する奥書(オクガキ)から、承久3(1222)年仏師善円(ゼンエン)が制作とわかる。米国・アジアソサエティー所蔵の地蔵菩薩像ともに、春日神の根本の仏、本地仏(ホンジブツ)として制作された。

畿内七道

仙巌園

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仙巌園

当庭は島津家の19代当主・島津光久が建てた薩摩藩主島津家の別邸。島津家の28代当主、島津斉彬(1809-1858)が大いに愛した。第13代将軍徳川家定の御台所となった篤姫など多くの人を魅了した。伝統的な大名庭園で、錦江湾と活火山の桜島の絶景が一望できる。そして島津家の歴史を伝える。斉彬は西欧列強のアジア進出に危機感を抱き、別邸仙巌園の隣接地に、大砲を作る反射炉やガラス工場等、西洋式近代工場群を建設。鶴灯篭に日本初のガス灯も灯す。そして園内には、幕末に近代化に取り組んだ斉彬や幕府老中・阿部正弘が、改良や研究に熱心に取り組んだと園芸史に伝えられる変化朝顔が今も残る。

仙巌園

〒892-0871 鹿児島市吉野町9700-1

TEL:099-247-1551

千夜千冊

日本創業者列伝

日本創業者列伝明治2年、横浜に書籍や医薬品を輸入販売する丸屋商社が設立され、福沢諭吉に学んだ創業者早矢仕(はやし)有的(ゆうてき)は、「日本人であるかぎりは日本全体の繁栄をはかり、日本国民の幸福を助成すべき責務がある」との設立趣意書を残した。それが今の丸善となる。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

加来耕三
学陽書房人物文庫

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