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東京国立近代美術館—旧近衛師団司令部庁舎

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欧米列強との不平等条約改正に取り組んだ明治期の洋風レンガ造りの古典的な例で、またその時代の公共建築の名残として重要な建造物。旧近衛師団司令部庁舎は、重要文化財に指定される。正面中央の玄関部に八角形塔屋をのせ、両翼部に張り出しがある簡素な陸軍技師田村鎮(やすし)の設計によるゴシック様式。1973年に保存修復。

当庁舎を使用していた東京国立近代美術館工芸館は2020年2月28日で東京での活動を終了し、2020年10月、石川県金沢市へ移転。旧近衛師団司令部庁舎の公開は、修復も含めて検討中。

東京国立近代美術館・工芸館

〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園3−1

TEL:03-5777-8600

東博百選

志野茶碗 銘 振袖
安土桃山時代〜江戸時代 16−17世紀 東京国立博物館蔵

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志野茶碗 銘 振袖

半筒形の茶碗は天正年間(1573-1592)後半に流行する。 柔らかいモグサの土を使い、真円でなく、高低がつく茶碗の口縁、少し張りのある胴。胴を載せる台、高台(コウダイ)の裏側は、粘土を貼り付けた無雑作な、シイタケの裏のような表現の椎茸高台。 鉄を含む鉱物を砕き塗り、筆で絵を描き、白いユウヤクをかけて焼く。 白い茶碗に、鮮やかな緋色(ヒイロ)の鉄絵。 温もりと振動のイマジネーション。

畿内七道

国立西洋美術館

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国立西洋美術館

当館は、第2次大戦でフランス国有財産となった松方コレクションが寄贈返還されるにあたり、昭和34(1959)年に設立。設計は近代建築の巨匠ル・コルビュジエに依頼。コルビュジエの提案は、無限成長し続ける美術館だった。コルビュジエの建築は、構造上、床・柱・階段を重視し、伝統から切り離された合理性をモットーとする。

「無限成長美術館」ル・コルビュジエ

〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7 
050-5541-8600 (ハローダイヤル)

千夜千冊

建築における「日本的なもの」

建築における「日本的なもの」建築とは、その一個一個が現実の社会に突き刺さっていくもの。建築はつねに“歴史的編集”を受け続けてきたもの。ゆえに「闇」と「虚」の対比が日本において何を意味するのか?本書は「何事のおはしますかは知らねども」の日本的なものを考えなおす挑戦の書。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

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