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東京国立博物館 法隆寺宝物館

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東京国立博物館

法隆寺宝物館は、明治11年(1878)に奈良・法隆寺から皇室に献納された名品を常設展示する。正倉院宝物と双璧をなす古代美術のコレクション。正倉院宝物が8世紀の作品が中心であるのに対し、一時代古い7世紀の宝物が数多く含まれている。国宝竜首水瓶(りゅしゅすいびょう)7世紀 —龍頭が注口、細い龍身が把手、龍の上顎が蓋で、龍の眼には薄緑色のガラスがはめられる。薄手に作られた胴部に、向かい合う2組のペガサス4頭を細く線刻し、金メッキで浮き立たす。東西の伝統的なモチーフを組み合わせ、器形も文様も力強い躍動感にあふれる。

竜首水瓶

〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9

TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)

東博百選

法隆寺 土塀
GO TOKYO ONLINE ロケ地

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山野行楽図屏風 与謝蕪村筆

世界遺産法隆寺は、大和平野を見渡す斑鳩の宮(イカルガノミヤ)に接して、聖徳太子によって607年頃に創建。その後火災にあい、復興されたのが世界最古の木造建築群として知られる現在の西院伽藍。また斑鳩宮跡に、奈良時代に聖徳太子の菩提を祀る夢殿が建立され、夢殿を中心とした建築群が現在の東院伽藍。 西院と東院の伽藍をつなぐ参道に続く土塀。中国・万里の長城にも使われた工法で作られた。板ではさんで間(マ)を作り、土を入れ押し固め、繰り返し何層も積み上げる、ミルフィーユのように。 技と手間のが、時空を超える造形を作り、世界遺産となる。

山野行楽図屏風 与謝蕪村筆

畿内七道

三の丸尚蔵館

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三の丸尚蔵館

当館には、皇室から受け継がれた約9,800点の芸術作品と香淳皇后(1903-2000)の遺物、および皇室からの寄贈品が収められる。 当作品は、毛利元徳謙譲の六曲一双の屏風。右隻は、孫の狩野探幽(1602-1674)が認めた桃山画壇の巨匠、狩野永徳(1543-1590)の筆。岩間を闊歩する獅子の姿は非常に力強い。シンプルな図様でありながら勇壮。まさに永徳自身のスタイル。

唐獅子図屏風(右隻)

〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1

TEL:03-3213-1111

千夜千冊

本朝画人傳

本朝画人傳全5巻に計47人の画人が登場。1人あたり40~70頁ずつほどの丹念な案内を、刹那の文章写真のように走ることになる。尾形光琳(1658生)。雁金屋は染め縫いが商いだから、きっと光琳はああいう絵になり、茶事を存分に嗜んでああいう省略が得意になった。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

村松梢風
中央公論社

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