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変化朝顔図
江戸時代 19世紀 国立歴史民俗博物館蔵 - 突然変異を利用した変化朝顔を収録する書物の一部。 自家で受粉し、自殖性が高い朝顔は、見た目違いが現れ... 続きを読む
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土偶 青森県つがる市木造亀ヶ岡出土
縄文時代(晩期) 前1000—前400年 東京国立博物館蔵 - 氷河が溶け、黒潮がどんどん北上した縄文時代・早期に出現した土製の焼き物。女性を誇張、デフォルメした像... 続きを読む
当館は、歴史学・考古学・民俗学の調査研究の発展、資料公開による教育活動の推進を目的に、1981年に設置された研究機関。自然と美と共生する、日本文化 — あさがほ叢(そう)1817(文化14)年 、江戸で最初に刊行された朝顔図鑑。朝顔流行の経緯と作り方のマニュアルに加え、100図の美しい彩色図を収録。 江戸文化・文政期(1804-30年)に朝顔の突然変異を利用した変化朝顔を競い合うことが大坂・京都・江戸で流行。嘉永・安政期(1848-60年)には、周辺の都市・町に広がる。19世紀後半、都市の武士や富裕な町人、僧侶に「奇品」の育成がブーム。明治・大正期の奇花・奇葉を楽しむ変化朝顔ブームにつながる。
〒285-8502 千葉県佐倉市城内町 117
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
当庭は島津家の19代当主・島津光久が建てた薩摩藩主島津家の別邸。島津家の28代当主、島津斉彬(1809-1858)が大いに愛した。第13代将軍徳川家定の御台所となった篤姫など多くの人を魅了した。伝統的な大名庭園で、錦江湾と活火山の桜島の絶景が一望できる。そして島津家の歴史を伝える。斉彬は西欧列強のアジア進出に危機感を抱き、別邸仙巌園の隣接地に、大砲を作る反射炉やガラス工場等、西洋式近代工場群を建設。鶴灯篭に日本初のガス灯も灯す。そして園内には、幕末に近代化に取り組んだ斉彬や幕府老中・阿部正弘が、改良や研究に熱心に取り組んだと園芸史に伝えられる変化朝顔が今も残る。
〒892-0871 鹿児島市吉野町9700-1
TEL:099-247-1551