—当時の唐門の輝きを復元する大修理が、2020年5月に終わる。 慶長8(1603)年、豊臣秀頼の宝厳寺再興時に、京都東山の秀吉を祀る豊国廟の極楽門を移築した桧皮葺の屋根を持つ門。極彩色の彫刻と飾金具で飾ったその華麗さは、桃山様式の唐門の代表的遺構。また元々は、秀吉築城当時の大坂城本丸曲輪にかかった屋根を持つ極楽橋との指摘もある。秀吉の大坂城天守の唯一の遺構ともなる。
〒526-0124 滋賀県長浜市早崎町1664
TEL:0749-63-4410
柔らかく暖かな雰囲気、九州・有田の柿右衛門のスタイル。平安時代から和様の花鳥図を題材に、暖色系の色彩で描かき、非対称、乳白色の余白、豊かな構図。 上絵の色には、赤・黄・緑、そして青・紫・金など。 また茶発色のウワグスリで、口縁を飾る。同じ有田焼でも、緻密な作風の鍋島様式や寒色系で余白の少ない古九谷(コクタニ)様式と異なる。
琵琶湖は400万年の歴史。動植物は固有種含め1000種類以上。当センターでは、多様な生態系が観察できる。河川土砂の堆積で湖の寿命は数万年まで。古代琵琶湖は三重県鈴鹿山麓にあり、時に河にもなり北へ移動。40万年前に現在の位置や形になる。時代により場所や形態を変え長い期間存在し続ける、それが日本列島だ。
〒529-0365 滋賀県長浜市湖北町今西
TEL:0749-79-8022
明治時代、湖南は東西を比較してその「あいだ」に立つ意見はとらず、日本が立つべきは、国家をこえた普遍的立場を表明していったほうがいいのではないかと考えた。日本には日本文化の種があって、日本にとっての支那文化は豆腐のニガリのようなものだというのだ。
内藤湖南 講談社学術文庫
Tags : 国宝宝厳寺滋賀県
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