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島根県立古代出雲歴史博物館

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島根県立古代出雲歴史博物館

「弥生時代のシリコンバレー、出雲」—2000年ほど前の弥生時代中期、荒神谷遺跡出土の国宝に出会える。銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本を含む偉大な人工物。それらは収穫を祝う祭で使用され、出雲から各地の国々に供給された。神器は、収穫と労働を結びつける集積回路だった。当館では、日本一高大な巨大神殿、かつての古代出雲大社本殿の模型や、大量出土の弥生時代の青銅器、豪族を飾った金銀の大刀ともに、出雲王国の成り立ちを紹介する。

玉

〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東99-4

TEL:0853-53-8600

東博百選

蓬莱山蒔絵袈裟箱(ケサバコ)法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ)
平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵

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袈裟などの衣類を運ぶ箱。仙人が金・銀の宮殿に住むと、古代中国で言われた東の海に現れる島、蓬莱山を長寿の亀や鶴と描く。 蓋(フタ)のような形のため、別の箱の身と組み合わされた。 しかし側面の松喰鶴(マツクイヅル)の向きから、もともとは単独で、衣服を入れる広蓋(ヒロブタ)や髪道具など一時入れる乱箱(ミダレバコ)のように衣類等を整理・運ぶためのものと推定される。 金粉を蒔いた後に、絵を研ぎ出す技法、研出蒔絵を、疎と密に使い分け、表現する幻想性。平安時代後期の蒔絵の名品。

畿内七道

ベンガラ塗り土器 鳥浜貝塚出土

福井県立若狭歴史博物館

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ベンガラを塗った丹彩土器。高さ10.5cm。同時期に京都市の遺跡から出土した土器と酷似する。若狭三方湖に注ぐ「はす川」と「高瀬川」の合流地点である鳥浜貝塚遺跡から、約5000年前の木船や縄文漆器の逸品「赤色漆塗り櫛」が出土する。縄文前期に、高度に製作技法が発展する縄文文化のうねりがあったことを伝える。

〒917-0241 福井県小浜市遠敷2丁目104

TEL:0770-56-0525

千夜千冊

王権の海

王権の海本書は国譲り神話を、日本列島に時代を継ぎ渡来した海人・アマの一族、アメノヒボコ集団とともに読み解く。出雲を治めたオオクニヌシ系は銅鐸を祭祀とし、新たに渡来したアメノヒボコ集団は鉄産の技能を持ち、鏡の祭祀力をもっていた。神武天皇一族と祟神天皇一族。日本の誕生にまつわる伝承は、海にはじまって大和をめざす。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

千田稔
角川選書

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