6~8世紀の小湊フワガネク遺跡群から、本土では生息せず、螺鈿工芸に使われるヤコウガイの貝殻、ヤコウガイ製のスプーンや容器、イモガイ製の装飾品など貝製品が多く出土。7世紀以降の歴史書に海見、菴美などと書かれ朝廷に宝物を献上したと記される。隣接地域からはヤコウガイと取引されたと思われる長崎県産石鍋も出土している。
〒894-0036 鹿児島県奄美市名瀬長浜町517
TEL:0997-54-1210
「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」—平安の歌物語、「伊勢物語」第九段三河国八橋の情景。 この作品に、物語絵にありがちな説明的な要素はなく、主題の本質を鋭く追及。 漆で描いて金銀を蒔く蒔絵で、貝殻の真珠層をはめ込む螺鈿で、大胆に立体的にデザイン化。光琳蒔絵、王朝文化を再生!
那覇港を見下ろす丘陵地、聖なる水が湧く場所に王家の住まいと政庁が築かれた。その歴史を伝える500年前の彫刻で龍の口から湧水が出る龍樋。正殿向って右手「南殿」で薩摩の役人をもてなし、左手「北殿」で中国の冊封使をもてなす。正殿や「守礼門」は和様・唐様を折衷する琉球独特の建築様式。様式に見える智恵は深い。
〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1-2
TEL:098-886-2020
昭和37年柳田、最後の著作。語ろうとしたのは、琉球諸島に漂着した者たちが稲と貝に価値を感じ、それを伝承し定着させていったのではないかということ。実証しにくい日本人の稲作による生活と信仰の原型のようなものこそ、おそらくは柳田から継承すべき思想である。
柳田国男 岩波文庫
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